京都・伊勢・名古屋の旅【1日目】
初日は1人で出費を極力控えたく高速バスで京都まで行きました。
が、さすがの渋滞だったらしく高速バスは途中で進路変更した、らしい。
(↑進路変更したのかどうかもよくわかんないけど、
そういうアナウンスが流れた。)
結果的に予定とほぼ変わらない時間に着いたので
こっちとしては全然問題なし!

とりあえず、初日は行ってみたいお店と、
京都の大丸で開催している『羽海野チカ原画展』がメインでした。
しかし、ほとんど土地勘のない場所なうえに、この炎天下。
あまり長く歩けるはずもなく…
迷いに迷ってやっとたどりついたのが、
京あめ屋さんの『クロッシェ』

まあ、おシャンティ!
お店の方に許可をもらって、いくつか写してみたけど、
私の技術ではあまりきれいに撮れなかった…orz
実物はもっときれいなあめですよ!
他にも寄りたいところがあったのですが、
道に迷っている時点で原画展のことなどすっかり忘れていて、
奇跡的に思い出したので、ほかは諦めてもいい!原画展だけは絶対行く!
と決意を固め、荷物を置きに宿へGoだ!
この日の宿はいっぺん体験してみたかった
ゲストハウスに予約を入れてたんですが、
迎えてくれたのは台湾の学生の子。
私、日本語で話す。
台湾の子も日本語で説明してくれる。
こちらの思っていたことと、台湾の子の説明と矛盾が生じる。
私説明する。
台湾の子、どうやら理解できていない模様。
う…うーむ…
…というところで日本人のオーナー登場。
こちらの言い分は間違っていなかったようで、
それ以外はスムーズにことが運びました。よかった!
ゲストハウスというくらいなので、
相部屋なわけですが、えーと、どんな人がとなりなんですか?
と聞くと
「あ、オーストラリア人の女の子です。」
というお返事が。
…やはり外国人か!
語学能力皆無なのに大丈夫かな!
と一瞬思ったけど、そんなことより原画展、原画展…

げんがてーん!
思っていたよりボリュームがすごくて、
全部まわるのに2時間ちょっとかかりました。
どの絵もとてもすてきでしたが、
やはり生でみると色々思うことがいろいろあり、率直な感想ですが、
この作家さんはかなり不安定な方なのではないだろうか?
と思いました。
とくにハチクロ初期から後半にさしかかるくらいが
一番安定してないように見え…
(それがいいとか悪いとかという意味ではなく)
あと、描き方が枠にとらわれないというか
結構フリーダムだな、とも思いました。
おそらく初期の頃はカラー画材の使い方も
そんなにコツを得ていなさそうだったですが、
それを惜しげなく発表し、果敢にチャレンジされているところが
ああ、できなくってもやりたければ挑戦すればいいのか!
という単純なことですが、それが一番得たものかもしれません。
でも、この作家さんはセンスがよいので
慣れてない画材のイラストでもすてきには見えてしまうんだけども。
原画展に入場する際、デパート内の飲食店割引券をもらったので、
あまり考える気力も残ってないし、
夕飯はもうデパート内で済ましてしまおう!
んで、京都らしいもの食べよう!
というわけでこうなりました。

豆腐づくし。
お腹いっぱいにはなりませんでしたが、
胃弱な私はお腹いっぱい食べないほうがいいんです。
今回の旅はそれがすごくよくわかりました。
よく食べる人とは旅行しないほうがいい。
いや、旅行してもいいけどつられて食べないほうがいい。
そんなことを思いながら宿へ戻り、
宿のオプションでついてた近くのスーパー銭湯らしきところで長湯し、
寝ようと思ったところにオーストラリア人が戻ってきました。
「ナイストゥミーチュー!」
おわっ!イングリッシュ!
なぜ外人は日本に来るのにカンタンな日本語を覚えてこないのだ!
日本人が英語しゃべれるとでも思ってんのかな…
と、まあ、なんか話しかけられたのですが、
・私の名前はキャサリン(仮名)です。
・京都に着いてから今日で2日目です。
・先週はヒロシマにいました。
・祈念式典に行ってました。
・日本に来るのは初めてです。
・クーラーもっと温度下げて!
・このランプはこう使うのよ。
・シャワーあびてくるわ。
・日本語はわかりません。(←勉強して!)
・京都の次はまたヒロシマに行って(←なんで??)
東京から飛行機でオーストラリアへ帰ります。
・おやすみなさい。
ということくらいしかわかんなかったです。
そんなこんなで1日目は過ぎてゆきました。つづく。